ユーアス

インタビュー企画『えきすぱーと~技の熟練者たち~』シリーズ

『R高橋が聞く、介護のあれこれ』 Vol.1

インタビュー企画
「一度しかない人生なら、自分のやりたいことをやろう!」

城山悠

城山悠(株式会社ユーアス代表取締役)
プロフィール:工学院大学建築都市デザイン学科卒業。
マンション管理会社に4年経験就職し、2013年に介護施設向けのレクリエーション企画のサービスを開始。
翌年、株式会社ユーアスを設立し、代表取締役に就任。現在20数施設で同サービスを提供中。

㈱ユーアスには、レクリエーション講師をはじめたくさんの仲間がいます。
その素晴らしい活躍をより多くの皆さんに知っていただきたく、インタビューをアップいたしました。
記念すべき一回目は、ユーアスの代表取締役の城山さんです。
どのようにして、会社を立ち上げたのかその経緯を余すところなく伺っていきます。(インタビュアー 高橋)

城山悠

「最初は、介護の世界を知らなかったんです」

__ 何故、城山さんは介護業界で起業されたのですか?

城山さん「実は、最初の頃はまだ全然介護の世界を知らなかったんですよ。
まだ起業する前、僕は地元の町田で「町田で学び隊」という任意団体を作って活動してたんです。
そこでは、趣味がこうじてプロ並みの技術を持つ人と、その技術を勉強をしたいという人たちをマッチングするお手伝いをしてたんです。
具体的には、こんなことをやりたいという講師の方の意見をメインに、子ども向けにオリジナルうちわをつくろうとか、
学生向けの起業支援セミナーをしようとか、そんな様々なイベントの企画をしていたんです」

__ それがどうして介護の世界に?

城山さん「その学び隊の企画に、介護施設の施設長さんが参加してくれてたんです。
「うちでも一回やってくれないか」って。きっかけはそれで、開催した現場では大変喜ばれました。
「こんなに喜ばれるんだ」って思いましたね。これがご縁で毎月うかがうようになり、そのうち活動の中心が介護施設になったんです。
でも、やっている内容は以前からの「町田で学び隊」の時と変わってはいないですね」

「この業界なら一生を賭けてもいい!と思った」

__  施設へレクの企画提供というのは前例のない仕事だと思うのですが、不安はありませんでしたか?


城山さん「不安はありました。でも、すでに会社を辞めていましたしやるしかなかった(笑)。
あと、その頃ケガで入院したんです。すぐに退院しましたけど、最初は体の自由がきかなくて本当に不安でした。
その時、「人生何が起こるか分からない。一度しかない人生なら、自分のやりたいことをやろう!」と思ったんですよ。
そして本格的に介護現場での活動にシフトしたいなと思い、有料老人ホームとグループホームで半年間ですが勉強をさせてもらいました。
ここで、この業界は自分にとてもあってるなと痛感しました。
仮にこの事業がうまくいかなかったとしても、この世界で生きていければいいと思えたんです。
正直、「この業界なら一生を賭けてもいい!」と、それくらい介護の世界に惚れ込んでしまったんですよね」

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城山さんの介護現場への熱い思いが伝わってきますね。
次回も、城山さんのユーアス誕生後の軌跡をご紹介したいと思います。(高橋)

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