教室名：『歌声喫茶』（月1開催）
実施施設：都内の有料老人ホーム
レク講師：田中夫婦

少し早かったのですが、12時40分位に食堂に伺うと、ご入居者さまから、お声をかけてくださったり、手を振って下さったり、お話しをする時間もとれ、始まる前にもコミュニケーションを取ることができました。歌声喫茶では『童謡唱歌』『歌謡曲』などをギターやクラリネットの生演奏に合わせて皆さんで歌います。



「歌声喫茶」を開催するにあたり、お客さまのお顔を思い浮かべ、前回のご様子や、リクエストにお応えしながら、選曲の構成をしております。
前半は季節や当時のイベント（国内行事など）で歌われた曲を。後半はリクエストにお応えしておおくりしております。



歌とともに、その方の思い出が蘇り回想療法に繋がり、声は良く出ないんだけどと話されながらも、マイクをと率先して歌ってくださる方、
言葉が出せない方や、いつも目を閉じている方も、好きな歌だと思われるのですが、目を開けようとされたり、声を出そうとされたり。その一瞬の出来事もあります。

＜参加者（利用者）さんのコメント＞

「この日をとても楽しみにしていたのよ」
「月1回、あなたの歌を楽しみにしてました」
「どの歌も懐かしくて、涙が出ちゃうよ」
「次も美空ひばりを歌って欲しい…」
ご家族さまから→「この歌（中島みゆきの時代）をありがとうございました。いつも、妻には古すぎてたのですが（時代が合わない）、今回は声をあげて喜んでました」
などなど、沢山のお話しを頂きました。

回を重ねていくたびに、当初よりも、お客さまの数も増え、会話も増え、ご来場者さまの私たちに向けるご要望なども発せられるようになり、「歌声喫茶」も楽しみにしていただけているようで嬉しいです。次回も喜んでいただけるよう努力していきたいと思います。

田中