教室名：「手芸教室」（月１回開催）
実施施設：都内の有料老人ホーム
開催日：２０１５年１１月24日
レク講師：S先生

レク講師ブログの担当ライター、高橋さんに、ホームでの手芸教室のレポート書いて頂きました！（城山）

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いくつになっても女性は手芸が大好き。個別レクリエーションの定番にしたいとお考える施設は多いと思います。でもその一方で、視力や指先の機能低下や集中力が続かなくなったご利用者様には、少しハードルが高いのでは？と敬遠される施設もまた多いと聞きます。
今回お邪魔したのは、そんな不安を一掃するアイディアいっぱいの手芸教室です。



「今日はポシェットを作りましょう♪」
勤続２０年の現役介護士のS先生が取り出したのは、たくさんの切込みが入った一枚の布。ポシェットと聞いて、針や糸が出てくると思った私は驚きましたが、先生がその布の両端をスルスルと固結びすると、あっという間にかわいい小袋が！

　

「さあ、どの布で作りましょうか？」
絵柄も選べるうれしい心遣いに、参加のみなさんの瞳も輝きます。もちろん作業も布端を結ぶだけなので誰でも参加可能。それでいて、固結びが上手く出来なかったり、何度も結び直したりして十分な時間を楽しむことができました。

　

最後は、市販の持ち手を付けて立派なポシェットの出来上がり！完成品のお披露目には自然と拍手が起こり、みなさん満面の笑顔に。ここまでかかった時間は３０分程度。休憩やおしゃべりを入れながら、しっかり集中力の続く時間配分でした。

　

やはりものづくりは楽しいですね。この教室を見ていると、多少のハンディは創作意欲の妨げにはならないと強く感じました。
「次はどんな作品を教えてくれるの？」無限大の可能性を秘めたS先生の手芸教室は次回も期待大です！

担当ライター：高橋